神楽坂医院の診療理念
1.地元に根ざした医療
・ホームドクターとして気軽に相談いただけます。
・応急処置、往診、在宅医療に対応しています。
2.人生の質(QOL)を重視した医療
・痛みに対する専門的相談と治療を提供。
・患者さんの“QOLを高めるための医療”を目指します。
( いきいきとした生活をして頂くための医療を目標にしています。
“病気の診断治療”がその援助や手掛りになればと考えています。)
3.安心して受診できる医院づくりをしています
・医(いやし)の原点を考えます。
・スタッフは医療専門職の自覚を持っていつも努力しています。
・医療連携が充実しています
。
(適切と思われる病院を適宜紹介できます)
・落ち着いた環境にあります。
医院紹介
神楽坂医院は、地域の方々に根ざした暖かみのある医療を、また常に変化する価値観の中で最良と考えられる医療を一人一人の患者さんと一緒に考えたうえで提供していきたいと考えています。
具体的には、生活習慣病の予防や女性の閉経後骨粗鬆症の予防をはじめ個々人を取り巻く様々な状態を的確に判定し、防げる病気疾患は未然にその芽を取り去ることに大いに努力をしています。
高齢化社会の中で、老いが心身の不自由のない福寿と讃えられるような地域になり続けるように医院スタッフ一同貢献する所存です。
さらに専門分野であるペインクリニック(痛みの専門的診断および治療)は、近隣病院にみられない治療実績を上げており当医院の大きな特徴となっています。痛みの治療においては、神経ブロックが大きな治療の柱となっています。
新宿区神楽坂界隈は病院が多い地域です。必要なときには各専門医や高度な検査もスムースに御紹介し連携医療を勧めています。近隣病医院連携以外にも在宅専門医、ケースワーカー、訪問看護ステーションの看護師、役所、臨床心理士、などとの連携を密にとることで在宅支援診療所としての役割も果たしたいと考えています。
福寿国家を夢見る
左の絵は長生きを幸福を尊ぶ白隠禅師(1685-1768)の「布袋は二八の於福を吹く」の絵を一枚お借りしたものです。
さて日本という国は今どういう国を目指しているのでしょうか?
医療の現場にいると、経済発展優先の医療改革には国民の健康・長寿を尊ぶ精神がないように思われます。役所による繁雑な事務の押しつけと経済的締め付けに医療機関は苦悩しています。病医院は資本原理によってやすやすとつぶれます。
年々重くなる医療費の重たさから患者さんは病医院から足が遠のく日がいま目の前で起こっています。戦後の発展成長主体型の日本の政治は人に金(富)を生んでも福(幸福)は生まなかったことの現れでしょう。医療難民は、医師・患者ともに医療改悪・医療費削減のたびに増えているのが現状です。
貧しい医療政策環境の中では、医療従事者と患者という対立構図は双方に不信感を生むまたとない良い土壌になっています。貧しさが人にネガティブな感情を生みつけ、さらにはマスコミの感情を主体とした暴走する増幅機械がそれを昂ぶらせています。「布袋が鬼を吹く」様相です。
福寿草の芽もまだ堅い一月上旬記す
※参考:地球幸福度指標、現在日本45位(2012)←95位(2003)。目指せ第1位!
~英国の独立系シンクタンクが公表する「地球幸福度指標(HPI)」より